フラワーアレンジメントと生け花はどう違う?
フラワーアレンジメントと似たものに生け花があります。
どちらも花を扱うので混同されがちですが、フラワーアレンジメントと生け花は、似て異なるものです。
まず生け花は、日本に古くから伝わるもので、フラワーアレンジメントと比べるとあまり華やかなイメージはありません。
春は梅や桜といったように季節に応じた枝ものをメインに、シンプルなラインで構成されるのが特徴で、床の間などの空間を飾るのに向いています。
それに対し、ヨーロッパで生まれたフラワーアレンジメントは、たくさんの花を使ってボリューム感が出るようにアレンジするのが特徴です。
テーブルを華やかに飾ったり、持ち運びができるブーケにしたり、結婚披露宴の会場を飾ったりと、フラワーアレンジメントは西洋的な華やかさを持っています。
このように、フラワーアレンジメントと生け花は、同じもののようで、実は持っている性質が全く異なるものなのです。
フラワーアレンジメントに使う花のタイプ
フラワーアレンジメントに使う花には、タイプごとに役割があり、それをきちんと把握した上で、まとまりを考えながらアレンジしていくことが大切です。
フラワーアレンジメントに使用する花材のタイプは、4種類に分けるのが一般的です。
一つめは、ストックやグラジオラス、キンギョソウのような丈のある先細りしている花です。
「ラインフラワー」と呼ばれ、フラワーアレンジメント全体の骨格を構成する役割があります。
二つめは、カーネーションやバラ、コスモスのような丸みがあり、質量感のある花です。
「マスフラワー」と呼ばれるこのタイプの花は、フラワーアレンジメントの中心となってボリューム感を出すのが役目です。
三つめは、ユリ、ヒマワリ、アジサイのようなインパクトのある花です。
これらの花は「フォームフラワー」といって、フラワーアレンジメントの中に目立つポイントを作る役目をします。
そして四つめが、カスミソウやミニカーネーション、スプレー菊のような、小さな花がいくつにも枝分かれしている花です。
「フィラーフラワー」と呼ばれ、メインの花の空間を埋める役割をします。
タイプごとの花の役目を知り、さらに彩りの組合せも理解しておくと、華やかさの中に落ち着きのあるフラワーアレンジメントを作ることができます。
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