柏餅のあれこれ
柏餅とは、柏の葉っぱの上に、上新粉とくず粉(片栗粉)を混ぜてつくった「しんこ餅」に、あんを挟んだものを置き、柏の葉を二つ折りにして包んだお菓子の事です。柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないという特徴があるので、これを「子供が産まれるまで親は死なない」=「家系が途絶えない」という縁起に結びつけ、「柏の葉」=「子孫繁栄」との意味を持っています。
柏餅というお菓子が日本の歴史に登場したのは、徳川九代将軍の家重〜十代将軍の家治の頃だと言われます。その理由は俳句の季語を記した書物「拝諧初学抄/齋藤徳元」には五月の季語として「柏餅」が記載されていますが、1661〜1673年頃に成立した「酒餅論」には柏餅が紹介されていることを理由にしています。
以上から、柏餅じたいは、中国から渡ってきた端午の節句行事には、元は含まれていない食べ物だったという事がわかります。
柏餅の作り方
◆材料(4個分)
・ 上新粉 100g
・ ぬるま湯 80cc+α
・ 砂糖 小さじ1杯
・ 片栗粉 小さじ1杯
・ こしあん 80g
・ 柏の葉 4枚、もしくは
・ サルトリイバラの葉 8枚
◆道具
蒸し器、ボール、すりこぎ、
布巾、まな板、その他
◆作り方
1)上新粉100gと砂糖小さじ1杯をボールに入れ、ぬるま湯(50〜60℃程度)80ccをすこしづつ入れて、手でこねていきます。最初はパサパサ、次は手にくっつきますが、最後は耳たぶ程度の固さになります。
2)生地を二つに分け、ぬれ布巾を敷いた蒸し器の中にいれ、約20分蒸します。
3)蒸し終わればボールに戻します。熱いうちにすりこぎの先にお湯をつけながら、つきます。あら熱がとれば手でこねます。片栗粉小さじ1杯を大さじ1杯の水でといて加え、手にぬるま湯をつけながらやわらかくなるま
でこねてください。
4)生地をまな板の上にうつし、4等分します。楕円形に薄くひろげ、こしあん約20gをおいて包みます。きれいにあんを包むのは職人技です。なかなか真中にあんこがこないのですが、包むというより、はさむ感じにす
れば見た目はよくなります。
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